【かんたん解説】福利厚生とは?「知恵袋」|会社の仕組みを学ぶサイト

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学生さん向けの「かんたん解説」です。今回は福利厚生(ふくりこうせい)について説明します。

福利厚生(ふくりこうせい)とは?

福利厚生とは、会社(雇用する側)が、働く人(雇用される側)を大切にするためのサービスです。多くの場合は、働く人が健康でいられるようなサービスを提供しています。

たとえばスポーツジムに通う費用や、英語を学ぶためのレッスン代を払ってくれるような会社もあります。

なぜ福利厚生があるの?

会社で働いてくれる人を探すために、多くのお金が必要です。そのため会社は、なるべく従業員が辞めずに長く働き続けてもらうために、福利厚生で会社の魅力をアピールします。

どのような福利構成があるの?

福利厚生には、大きく分けて2つの種類があります。1つは法律で決められているA.絶対に提供しなくてはいけない福利厚生サービス」と、もう1つは、提供するかどうかは自由な「B.会社が考える福利厚生サービス」です。

正しい用語で説明すると、Aは法定福利、Bは法定外福利と呼びます。

法定福利

法定福利は、健康保険料、厚生年金保険料、介護保険料、雇用保険料、労災保険料、子ども・子育て拠出金の企業負担分です。

法定福利のポイント!

健康に関係する保険の費用を、一部会社が支払っているんですね!

法定外福利

法定外福利は、会社が自由に決めることができるサービスなため、良く聞くような手当から、ユニークで面白い手当まであります。

法定外福利構成内容
交通手当従業員の通勤にかかる費用を補助します。
住宅手当従業員が住む家の費用を補助します。
一律1万円の補助であったり、家賃の20%の補助など、ルールは会社が決めます。
出張手当従業員が出張したときにかかる費用を補助します。
出張1日あたり2000円、といった手当を支払うことがあります。
出張をすると、その日の食事代や移動にかかる負担があるので、
それをサポートする意味がありますね。
親睦会等の手当歓迎会や送別会、新年会や忘年会など、
社会人には親睦を深めるための会があり、その費用を補助します。
社食費の補助朝食や昼食、夜食などを補助します。
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