接続が簡単なプロジェクター!子育て世代にオススメできる小型プロジェクター等をご紹介!

遊び

家族と一緒に楽しめるホームプロジェクターの種類が豊富になりました。最近では4K解像度に対応したモノや、プロジェクターと投影場所の距離が短い「短焦点」のタイプのプロジェクターが人気を集めています。

今回は、子育て世代にもオススメできるホームプロジェクターを紹介します。比較的小さなサイズのモノ、一人暮らしの方にオススメできるモノ、最後は私が実際に購入してオススメできるモノも紹介するので、自分に合うプロジェクターを見つけていただければ嬉しいです。

家庭用と業務用の違い

業務用プロジェクター 家庭用プロジェクター
明るさ★★★★★★★★☆☆
色合い★★★★☆★★★★★
画質★★★★☆★★★★★
コンパクト★★★★☆★★★☆☆
明るさに大きな違いがあります。

ホームプロジェクター

家庭用ホームプロジェクターは、コンパクトなサイズでありながら、100インチ以上のサイズを投影できるモノが多く販売されています。映画館並に大きな画面を、キレイな映像を楽しめることが特徴です。

近年ではAndroid TVを搭載したタイプも増え、YouTubeやHulu、Netflixといった人気の動画配信サービスを手軽に楽しめるようになりました。HDMIケーブル端子が付いているモノもありますので、外部入力でTVゲームや、スマートフォンの画面をミラーリングするこも出来ます。

充電式のバッテリーや、スピーカーを内蔵した小型タイプのホームプロジェクターもあるため、リビング、寝室、客室のどこでも簡単に大画面の映像を楽しめることも特徴です。

ビジネスプロジェクター

グラフなどのデータを表示するビジネスプロジェクターでは高解像度が求められる。

学校の授業や、会社の会議でパワーポイントの資料を投影しやすいことが特徴です。ホームプロジェクターよりも大きな画面を投影することが多く、照明がついた室内で利用するケースもあるため、輝度が高く、明るい映像を投影できます。

業務用ビジネスプロジェクターは、大きな会議室でスライドのグラフや図面といったデータを表示させることにもなりますので、ホームプロジェクターよりも高解像度なモノも多いことが特徴です。

ホームプロジェクターの選び方

ホームプロジェクターは、プロジェクターレンズからスクリーンまでの距離が重要。

画面サイズと投写距離の関係が重要

一般的に、スクリーンからプロジェクターレンズまでの距離のことを投写距離と呼んでいます。長い投写距離であれば、その分、画面サイズも大きくなります。自宅で大画面で映像を楽しみたい場合は、この投写距離が十分確保できるか、事前に確認するとよいでしょう。

一人暮らしの場合は、1ルームに暮らしている人もいるかと思います。そのような方には「短焦点」タイプのプロジェクターをオススメします。スクリーンからプロジェクターレンズまでの距離が短くても大きな画面を投影できます。

最近では省スペースで設置できるホームプロジェクターもあり、投射距離が50cm以下でも大画面を投影できる優れた製品があります。

明るさの単位「ルーメン」を確認

プロジェクター選びでもう一つ重要なのが、明るさを表す単位「ルーメン」です。ルーメンが高ければ高いほど、プロジェクターから発する光が明るくなります。

ホームプロジェクターは、100ルーメン程度のモノから、2000ルーメン以上のモノもあります。数値が高いプロジェクターは、大きな会議室や明るい照明の下で使うことが想定される業務用プロジェクターに多いです。家庭用では100ルーメン程度のプロジェクターも多いようです。

ルーメンの高さに比例して、プロジェクター本体価格も高くなる傾向がありますので、室内環境を暗くして使用するのか、窓際などの明るい場所で使用したいのなど、用途を把握してから選ぶことが重要です。

ルーメンの選定基準

プロジェクターは光を映し出すことで、スクリーンに投影します。そのため明るい部屋ではTVのように鮮明に表示できないことが考えられます。

部屋をカーテンで締め切った環境であれば、100ルーメンでも十分明るいですが、照明がついた環境では視認性が低くなるため、日中でもプロジェクターを楽しみたいのであれば、1000ルーメン以上がホームプロジェクターの目安です。

投影方式の特徴を確認

主な特徴商品の例メリットデメリット
DLP方式小型な製品が多いAnker Nebula Astro・コントラストが高い
・ドットの格子が目立たない
・経年劣化もしない
・残像が見える時がある
LCD方式一般的なサイズエプソンビジネスプロジェクター・商品の選択幅が広い・黒が締まらない
・コントラストが高くない
LCOS方式ハイエンドタイプLG 超短焦点 LEDプロジェクター・コントラストが高い
・解像度が高い
・本体サイズが大きい
画質を重視するなら「LCOS方式」が良い

3つの方式があり、それぞれの特徴をまとめました。最近人気なタイプは小型な製品が多いDLP方式です。価格帯も20,000円台からと手軽なモノから、60,000円台のモノが多い印象です。一方ハイエンドタイプは100,000円以上するモノが多いようです。

コントラスト比をチェック

光るさを表す単位がルーメンですが、明暗の差を表す単位がコントラスト比です。最も明るい部分と最も暗い部分を「1,000:1」や「2,000:1」といった数値で表現します。商品のカタログには、表現が可能な最大値と最小値が記載されています。

コントラスト比が高ければ高いほど、色鮮な映像を楽しむことができるでしょう。

コントラスト比の選定基準

自宅でプロジェクターを楽しむには、ルーメンよりもコントラスト比にこだわることをオススメします。美しい映像にどっぷり浸かり、非現実的な空間を演出するには「70,000:1」ほどのコントラスト比をモノを選ぶと良いでしょう。

子育て世代へのオススメ

ホームプロジェクターの特徴や、用語について説明してきました。ここからは、子育て世代の家庭にオススメするプロジェクターを紹介します。どのようなポイントに絞って紹介するかは、こちらです。

 ● セッティングが簡単
 ● 動画配信サービスが利用できる
 ● いたずらしにくい
 ● 持ち運びできる

Anker Nebula シリーズ

Ankerは、モバイルバッテリーや、スマートフォン周辺機器、プロジェクター製品の開発・販売を行うブランドです。Google出身の若手エンジニアによって2011年に設立されました。

Anker Nebula シリーズのホームプロジェクターは、どれも小型で置き場所を選びません。Android TVを搭載しているモノが多く、スマートフォンの操作に慣れている方であれば、直感的な操作ができるでしょう。

Nebula Capsule ⅡNebula CapsuleNebula CosmosNebula ApolloNebula Astro
OSAndroid TV 9.0Android 7.1Android TV 9.0Android 7.1Android 7.1
解像度HD(720p)480pフルHD(1080p)480p480p
スピーカー8W5W20W(10Wx2)6W3W
投影サイズ20-100インチ20-100インチ30-120インチ20-100インチ20-100インチ
ルーメン200100900200100
重さ約739g約470g約2.0kg約579g約380g
特徴ミラーリング対応
Android TV搭載
軽量フルHDで高画質タッチパネル搭載手のひらサイズ

私自身「Nebula Capsule」「Nebula Capsule Ⅱ」の両方購入し、使用していました。どちらも小型で缶ジュース1本分の大きさです。夜間に室内を暗くして投影する分には、「Nebula Capsule」の100ルーメンでも十分だと感じました。

Nebula Capsule Ⅱ」は、「Nebula Capsule」と比較して画質、音質、バッテリー持ち、ミラーリングなど、様々な点でグレードアップしたと言えます。

popin Aladdin シリーズ

popin Aladdin は他のホームプロジェクターと違い、天井に取り付けができる珍しいタイプのホームプロジェクターです。個人的には、特にこの商品が子育て世代にオススメできるものだと思っています。

popin Aladdin には、無印の製品や「SE」と呼ばれる機種がありましたが、現在は新規の取り扱いがありません。在庫が残っている分のみ購入できます。

popin Aladdin 2

天井に取り付け可能なポップインアラジン。
popin Aladdin 2

現在、私はpopin Aladdin 2を愛用しています。設置には家庭用の引っ掛けシーリングがあれば、女性でも簡単に設置できます。白を基調とし、丸みのあるデザインはどんなインテリアにも馴染むため、リビングや和室にも設置できます。我が家では就寝前に子ども達を観る習慣があるので、和室に設置しています、

専用リモコン一つで起動できるため、利用のたびにケーブルを接続する必要もありません。また、小型プロジェクターの場合は、設置場所の子どもがいたずらしてしまうこともありますが、popin Aladdin 2は天井に設置するタイプなため、いたずらされる心配がまったくありません。

ステレオスピーカは、世界中で音楽ファンを魅了するハーマンカードン製で、アーティストのPVなどは特に臨場感あふれるサウンドを体感できます。

別売りのAladdin Connector(無線ワイヤレスHDMIコネクター)を利用すると、無線でTVゲームの映像を投影することもできるようになります。

もちろんYouTubeやHulu、Netflixといった動画配信サービスも利用できますし、「等身大動物図鑑」といった子ども向けのアプリも内蔵されています。最近は水槽を眺めることができる有料アプリが登場したりと、日々新しい動画コンテンツが配信されているため、遊びの幅が増えるのではないでしょうか。

Aladdin Vase

持ち運びが便利で、落ち着いた色合いのデザイン。
Aladdin Vase

Aladdin Vaseは、従来のLCDプロジェクターと違い、さらに明るい200ANSIルーメン(米国国家規格協会規格)、設計寿命20,000時間の最新DLP技術を採用しています。

インテリアの一つとして置いておきたくなる可愛らしいデザインが特徴です。音楽に合わせて光を演出するサウンドモードや、入眠促進をするスリープモードなど、デジタルインテリアとしてのアプリも標準搭載されています。

まとめ

子育て世代の目線でオススメできるプロジェクターを紹介しました。用途に合わせて、お気に入りのプロジェクターが見つかると嬉しいです。

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