期待に胸を膨らませて、中途採用された新天地で働き始めた。けれど、新しい職場の仕事はわからないことだらけ。周りに聞きたくてもみんな忙しいそうにしている。そんな状況ありますよね?
ブログ管理者の私自身は4度の転職を重ね、今では40代前半ですが、自分が置かれていてる状況と、周囲から期待されていることを把握することで、「仕事を頑張るぞ!」という気持ちになりました。
- 同世代の悩み
- わからない仕事が山積みになるアナタの課題
- 壁にぶつかった時に取るべき行動
- わからない仕事を山積みにする上司の課題
- 今の環境からの脱却方法
仕事がわからないことだらけで辛い気持ち
サザエさん症候群や笑点症候群という言葉もありますが、週末が明けるのにストレスを感じている方も少なくないと思います。営業ノルマが達成してないから会社に行くのが憂鬱、依頼された仕事が終わっていなくて迷惑かけてばかり。こんな気持ちだと会社を行きたくなくなりますよね。
販売の営業職での話

私は販売の営業職で働いていた時、1日2件のノルマを取るために毎日200件以上の電話をかけていました。この会社で働き続ける限り、こんな毎日が続くのかと考えたら吐き気がして、「イメージしてた仕事と全然違う!」と求人紙の業務内容を見返しながらイラつく日々が続きました。
おまけに毎日4時間以上の残業が当たり前で、雇用契約の「みなし残業時間制」の違反にならないようにタイムカードの退勤打刻は偽りの時間でタイムスタンプが押されていました。とほほ。

おい!労基法舐めとんのか?
そんなストレスを抱えながら仕事をするものだから営業成績も伸び悩み、周りに迷惑ばかりかけている自分が嫌いになりました。退職率も高い企業で、2年以上継続している人は営業職ではほぼいませんでした。昔からある「根性・気合いで数値を上げろ!」といった風潮の会社だったんです。
あなたがもし、「仕事で迷惑をかけてばかりかも」そう感じていたとしても、それはあなただけではではなく、多くの人が同じ悩みを抱えていますので安心してください。
仕事の悩みを受け止めるのは上司の仕事
あなたの周りには頼りになる同僚、上司がいますか?仕事の悩みがあるなら、本来はそれを受け止める役割はマネージャー職の人です。会社に相談できる人がいない、もしくは相談できる雰囲気ではないのでしたら、それは黄色信号です。このまま働き続けて良いのかどうか、真剣に考える時です。
上司の立場の方へ
この記事を上司の立場である方が見ているのでしたら、自分に是非問いかけてみてほしいです。部下のことをどれだけ理解していますか?部下の家族構成や趣味、好きな業務内容は知っているのでしょうか。
もし、理解していないのでしたら、部下の成長支援を行う 1on1 を行ってみてはいかがでしょうか。
1on1についてはこちらの記事でも紹介しています。

仕事をやめることでもっと迷惑をかけてしまうのでは?

仕事のプレッシャーが強く、辞めたいと思ったことは、きっと誰しもがあります。しかし、退職を選択する前に、職場ストレスの「課題の分離」をしてみませんか。心理学者のアドラー著の「嫌われる勇気」の1文です。
あらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと-あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること-によって引き起こされます。
引用:嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え p140
職場ストレスのほとんどは対人関係のトラブルだそうです。アドラーは、「対人トラブルは自分の課題、相手の課題に土足に踏み込まれること」だと言っています。
「相手の課題」に土足で踏み込むとは、自分の価値観を押し付けたり、相手に過度に期待しすぎる、そういったことで自分のストレスになることです。
たとえば、「毎日私から挨拶をしているけど、同僚や上司は自分から全然挨拶してくれなくてイライラしている」とします。これは「挨拶は自分から進んで行うべき」という自分の価値観に、相手が期待通りに動いていないからイライラするわけです。
相手が思い通りに動いてくれないことに対し、アドラーはこのように述べています。
相手が自分の思う通りに動いてくれなくても、怒ってはいけません。それが当たり前なのです。
引用:嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え p136
怒るという感情で人を動かそうとする、支配しようとすることは幼稚な行動だとアドラーは批判しています。もし、あなたが上司から感情的に怒られることがあるのでしたら、その上司はまだまだ幼稚なお子ちゃまであるということが言えます。
上司が褒めてくれないことの課題
あなたが普段から努力している仕事をまったく評価してくれない、褒めてくれない。褒められないから、自分の仕事のやる意義が感じられず、身も入らない。そんな時は「自分の課題」と「相手の課題」に整理してみましょう。
あなた(部下)の課題
褒められなくても、与えられた仕事を、自分の力で全うできるようになること。
相手(上司)の課題
褒めなくても、部下が自らの力で行動できるように部下の育成方法を学ぶこと。
課題を分離することで見えること
上記のように課題を整理することができました。こう見るとやるべきことが明確になっていますね!
さて、ここであなたが仕事をする目的を考えてみてください。生活のため?大切な考えですね。キャリアアップのため?志が高くて良いです!資金を貯めて独立したい?夢があって素晴らしい!と、人それぞれ目的は違いますが、本来の目的は「上司に褒められるため」ではないはずです。
課題の分離をして、自分の本来の目的を思い出す、もしくは新しく設定し直すことで、これまでストレスに感じていたことから開放されることになります。
辞めたいと思った自分を客観的に見てみよう

意識と無意識の領域を氷山の一角で良く例えられますが、「迷惑ばかりかけてるから仕事を辞めたいな」という思いは、頭の中で意識している顕在意識に過ぎません。上の画像のように潜在意識は全体の10%未満だと言われています。意識していない領域は自分を客観的に捉えることで見えてくるかもしれません。
自分を客観的に見る方法
なぜだろう?という疑問を自分に問いかける
自分の感情や行動に対して、「なんで今こういう気持ちなのだろう?」「あの人のことイライラするのはなんでだろう?」と考えることで、自分の感情から一線引いた立ち位置から物事を捉えることができるようになります。
たとえば「上司のこと毎日イライラする」気持ちに「なぜ?」を問いかけてみましょう。すると、「偉そうな物言いが昔の彼氏に似ていてムカつく」であったり「清潔感がなくて、タオルの生乾きの臭いがするから嫌い」であるかもしれません。
潜在意識を顕在意識に呼び起こすことで、「イライラする原因」を上手く避けたり、注意を促したりすることができるようになります。
そして、本当に仕事を辞めるほどの原因なのか、自分の夢や目標のためであれば多少の我慢ができる範囲なのか、考えてみましょう。
このまま働き続けた時の自分を想像してみよう
ここまで、仕事を辞めたいという気持ちを、いくつかの思考法で考えを整理してもらいましたが、その上でこのまま働き続けていきたいか自分に問いかけてみてください。
自分一人では変えられない環境であるかもしれません。年功序列制度の古い会社で一生平社員かもしれません。社員のことを大切に思っている会社かどうかは、福利厚生や人材育成に力を入れているかどうかで分かります。
社員を大切にしている会社の特徴
社員を大切に思っている会社である場合、次のような福利厚生や人材育成の施策を取り入れているケースが多いです。
- 法律で定められている休暇以外の特別休暇を設けている
- 報奨制度や資格取得の支援制度がある
- キャリアに応じた育成プランが立てられている
- 社内、社外での研修が積極的に実施されている
- 新人以外に対する研修が実施されている
あくまで一例ですが、数々の企業を見てきた私からすると、上記のような制度がある会社は、社員に長く働き続けてほしいために取り組まれている内容です。私が勤めている会社でもここ数年で様々な新しい制度を導入してきましたが、それでも退職する方は一定数いますので、去る者は追わずの精神で人事業務はしています。
東京都が支援する「転職支援サービス」
無料サービスの転職支援サービスです。多彩なセミナープログラムも用意されていますので、ご自身に合ったキャリアプランを考えて、次のステップに進んでください!
\ 東京都が運営するサービスだから安心/
まとめ
どうでしょうか。もし、仕事を辞めたくても周りの目が怖くて辞められない、ということでしたら退職代行サービスに相談してみることをオススメします。下記の会社は労働問題専門の弁護士法人が運営する安心・確実な退職代行サービスです。未払い金請求や慰謝料請求など、各種請求・交渉にも対応していますので、残業代が支払われなくてお悩みの方にもぴったりです。
