【小3の壁】漢字の苦手を克服!|先生「漢字の勉強はしないで良い」

子育て

お子さんの学校のテスト結果が最近低くなってきていませんか?

経験談ですが、娘の漢字テスト結果が悪く、先生との三者面談をした時に「お父さん、娘さんに漢字の勉強はさせないでください。」と言われました。

それから、先生から教えてもらった「あること」を試してみたところ、漢字テストで90点以上の高得点を連発するようになり「専門家すげぇ!」と心から思いました!

この記事では、漢字が苦手なお子さんや、これから小学生になる予定のお子さんをもつご家庭の親御さんに向けて、漢字テストで高得点を取るための学習方法を紹介します。

この記事で分かること
  • 小学3年生が勉強でつまづく「小3の壁」
  • 漢字の勉強を楽しくできる方法
  • 小3の壁につまづかないためにやっておきたいこと

漢字の勉強が苦手な子供の小1から小3までの勉強方法

小学1年生

娘が小学1年の頃は、毎日覚えてくる新しい漢字を楽しそうに教えてくれていました。小テストでも得意げに満点のテストを見せてくれていたのを覚えています。

この頃は、学校の宿題をこなす程度で、これといって自宅学習はしていませんでした。しかし、冬休み前に行われた「まとめ」のテストでは60点ほどの点数だったので、宿題だけでの学習では日々覚える漢字は定着できないのだと思いました。

そこで冬休み期間中は、まとめテストで間違えた漢字を中心に、書き取り学習を毎日行いました。1年生の子どもなので集中力が続かないと思い、1日5文字といった目標を決めてやりました。

その成果もあり、冬休み明けの再テストでは1字間違いのみの高得点だったので、この時ほど「毎日の書き取り学習は効果絶大だ!」と思った日はありませんでした、が….。

学校の宿題だけでは、学習の定着には心もとないと気づいた!

小学2年生

小学2年になってすぐに新型コロナウイルスの影響で学校が休園になり、自宅学習の日々が続きました。外に遊びにいくことも自粛する毎日だったので、家の中で遊ぶか、YouTubeを観るかの2択でした。

このままではいけないと思い、漢字勉強用のノートを使って勉強する時間を作りました。また本人が娘が興味を示していたので、チャレンジタッチも始めてみました。漢字の勉強は、毎晩お風呂上がりに30分間、テストで間違えた漢字の読み書きをすることにしました。1年生の時の成功体験(親としての)があったので、勉強方法に疑いは持っていませんでした。

登校できるようになってから漢字テストを持って帰ってくるようになりましたが、そこでは70点だったり、90点だったりと、振り幅は多少あっても、悪くはない成績だと感じていました。

今思えば、ここが苦手の始まりであったことに気づいてあげるべきでした。そういえば、漢字とは関連がないと思っていた、「算数の文章題」も間違いが多かったな。

小学3年生

3年生になり、漢字のテストの点数はだいたい60点〜70点を取ることがグッと増えました。「小1の壁」は有名ですが、「小3の壁」にぶち当たってしまったことに、3年生になってから気づいたんです。

「小3の壁」とは小学3年生で学校の授業が分からなくなる子が多いことからそう呼ばれているようです。実は3年生って、学ぶ教科や難易度がグッと上がる年代なんです。冒頭でも説明しましたが、漢字を学ぶ数が6学年の中で一番多く、次のような内容も増えてきます。

3年生で増える学習
  • 社会科、理科、外国語など、習う教科が増える
  • 割り算、分数の計算が始まる
  • ローマ字を習う
  • 習う長さの単位が増え、重さの単位を習う
  • 円や球といった図形を習う
  • 国語辞典の使用で触れる語彙が増える

増える学習は、どれも国語力のベースがあるかどうかで理解力が変わる!

先生から「漢字の勉強をしないで」と言われた意味

先生との面談で「漢字の勉強をしないでください。」と言われたと述べましたが、これは娘の様子を良くみている先生だからこその発言だというのが分かりました。

家の勉強方法は、小テストで間違えた漢字の復習で、毎日決まった時間に書き取り学習をする方法でした。この決まった時間に毎日やる、というのが娘にとっては苦痛の時間になっていたのです。そういった子にはどのような勉強をさせたら良いのか、先生は良く知っていたんですね。

先生から言われた学習法

先生からは、紙と鉛筆を使った勉強はすぐに止めるように言われました。「勉強」から離れるようにした方が良いということです。その変わりに、背中に漢字を書いて当てっこをする遊びや、空中に漢字を書くゲームなど、遊び感覚で取り組むことができる漢字練習です。

勉強ではなく遊びとして取り組む!

家で取り組んだ学習法

まずは先生にアドバイスいただいた学習法をお風呂に入っている時間だけやってみました。人には「内発的動機」と「外発的動機」というものがありますが、先生から言われた学習方法は小さな成功体験を増やし、内発的動機を高めることが出来たと感じました。

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他にも学習が楽しくなるように、ドラえもん国語時点を使ってみたり、おぼえるカードといった本を使って学習を続けました。この本は、漢字の一文字にストーリー性を持たせて、そのストーリーを覚えるだけで書き順通りに漢字を覚えられるのです。このカードを使った学習法が娘にはハマったようで、楽しく勉強してくれました。

委員会の「委」は「ノはらの木の下にいる女子は委員長」の呪文を唱えれば漢字が出来上がります!階段の「階」は娘がメチャクチャ笑っていましたが「はたを持ちヒーヒー言いながら白い階段をのぼる」です。インパクトのあるストーリーで、大人でも一度聞けば覚えちゃいますね!

自宅学習のその後

先程紹介したカードを使った学習で2〜3週間経過したころ、学校から戻ってくる漢字テストはいの一番に報告してくれるようになりました。そして、ほぼ毎回のように100点のテストが返ってくるようになりました。

小3の壁につまづかないためにやっておきたいこと

小3の壁でつまずかないためには、子供をひとりだけで勉強させるのでは辞めると良いでしょう。ママ(パパ)が一緒にいてサポートしてあげることも必要です。たとえば夕方の時間、親がキッチンでご飯を作っているときに、近くのテーブルで子供が勉強するのもよいでしょう。

まとめ

小3の壁と、その克服方法について説明しましたが、子どもは特に「やらされ感」があっては進んで勉強してくれません。外発的動機ではなく、内発的動機を高めるためには、遊びから入ることが大切だと気付かされました。

お子さんによっては、黙々と書き取り学習をすることが得意な子や、音で覚えることが得意な子など様々な特徴があるかとは思いますが、漢字の勉強に自ら進んで取り組んでくれない、つまらなそうに勉強している、そういった子には、おぼえるカードを試してみるのはいかがでしょうか。

今回、勉強で使用した商品はコチラから購入が可能です。一度その気になれば、あとは進んで勉強してくれるようになりますよ。

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